直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜

直管係長TOP → Private Tune → 車検対応仕様の愛車


車検対応仕様の愛車〜ユーザー車検に備えて愛車を変身?〜

〜この車高はかなりヤバイ!でもこれが本来の姿?〜
(更新日:‘07/1月)



Private Tune・青空板金  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜

車検対応仕様の愛車  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜
とてもじゃないが、この車高では恥ずかしくて乗れません(笑)!
この状態で陸運局に持ち込みます!
直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜  −外観音量重視−

ユーザー車検に備えて愛車を車検対応仕様にしました。本来であれば、この姿じゃなければいけないのですが、このまま乗れってのが車好きにとってはムリな話。例え車がチェイサーじゃなくても、走り系の車じゃないとしても、チューンしないで乗れっていう事は私にとっては、一生無理だと思います(笑)。
車検を「いかに楽をして取るか」という事を考えていたので、車検制度に関しては、昔から結構勉強したつもり?です!
私の愛車のチューンの内容をもとに、車検に通るパーツ、通らないパーツなどを記載しようと思います。
しかし、マジでこの車高はヤバイ!ホント乗りたくないですよ!買い物行くのも恥ずかしいです(笑)。例えるなら、上半身はスーツとネクタイで決めてるが、下半身はパンツと靴下と革靴。そんな感じです。車がカッコ良く見える条件として、車高が重要というのが痛感します!

※・このページに記載した内容は2007年1月現在のものです。今後、車検内容が変わる可能性があります。
・車検の通るパーツ内容は、あくまで自分で陸運局に持ち込んだ場合です。間違い無く大丈夫という保障はありませんので参考程度と考えて下さい。ディーラーや整備工場にお願いした場合は不可となる事が多々あります。
・陸運支局・検査官によって、パーツの合否が変化する事があります。
・車検に通るパーツと言っても、「検査官に指摘されない」と解釈して下さい。厳密に言えば不可となるパーツの可能性があります。

「天下の1JZ」  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜


■ 88ナンバー、事務室車両に戻す ■

私の愛車は88ナンバー、事務室車両として公認を取得してあります。その為、事務室車両としての装備を愛車に装着しなければ車検は通りません。といっても、棚とボードを設置するだけなんですけどね。あまり大きな声で言えませんが、普段は取外してあります(笑)。厳密に言えば外してある状態の時に、おまわりに捕まれば違反キップを切られる事になります。

・88ナンバーの装備

車検対応仕様の愛車  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜
棚を設置する
車検対応仕様の愛車  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜
ボードを設置する
事務室車両として公認を取得した内容は上記の写真です。
まず、棚を運転席の後ろに設置して、リアトレイにボードを設置します。これもただ置けばいいという訳では無く、ボルトでしっかり固定する事が条件です。以上です(笑)。「えっ、ナメてんの?!」と思う方もいらっしゃると思いますが、マジな話です(笑)。これが、この状態が私の愛車では「ノーマル」という事になります。
結構、面倒なんですよ〜。設置するのも。何気に手間がかかるんです。



■ 車検に通るパーツ ■

車検対応仕様の愛車  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜車検に通るパーツと言うと語弊があるかもしれませんが、簡単に言うと、交換しないでそのままの状態で持ち込んで車検に通ったパーツです。厳密に言えば「不可」なパーツ(申請が必要)でも、とりあえず検査官に指摘されないで車検に通ったパーツも含んでます。この辺りは検査官の判断による事が多いです。私の愛車の装着パーツをもとに記載します。でも以外と、ほとんどのパーツはOKなんですよ!

パーツ名 車検に通る理由
●エンジン系
・FコンS 特に指摘無し。排気ガス検査に引っ掛からなければ他のCPでも問題無し。
・レーシングプラグ 問題無し。
・Read セミステンマフラー インナーサイレンサーを装着すればOK。車検対応マフラー以外でも、音量がよっぽどうるさくなければ問題無し。
・むき出しエアクリーナー 問題無し。どのメーカーでもOK。
・Do-Luck サクションキット 問題無し。
・プロフ ブローオフバルブ 問題無し。大気開放のままだと不可かもしれなせん。
・KTS アルミサクションパイプ 問題無し。
・KTS 前置きインタークーラー 問題無し。ボディに大幅な加工をしていない事が条件。
・18段オイルクーラー 問題無し。しっかり取付してある事が条件。
・トラスト オイルブロック 問題無し。
・純正コア増しラジエーター 問題無し。
・ブーストコントローラー 問題無し。
・JZX110用タービン 問題無し。っていうか100と同じ?社外タービンでも熱対策をして排ガス検査に通れば問題無し。ウエストゲートはマフラーに戻す事が条件。大気開放は当然不可。
●駆動系
・TRD 2WAY LSD 問題無し。
・ORC シングル強化クラッチ  問題無し。トリプルでも問題無し。当然シャラシャラ音もOK!
・JZX110用ミッション 問題無し。クロスミッションでもスピードメーターを合わせれば問題無いかも?
●足廻り
・KTS 車高調 スプリングが遊んでいなければ、どんな車高調でもOK。車高も最低地上高9cmを確保する事が条件。
・KTS メンバーブレース 問題無し。
・KTS スリットローター 問題無し。
・スポーツパッドHS−1 問題無し。
●内装系
・ナルディー ステアリング 円形に近い状態でメーターの視認性を確保出来る物であればOK。簡単に言うと何パイのハンドルでも問題無し。ただホーンマークは必ず必要です。
・DTスポーツ バケットシート 純正のシートベルトを使用出来る状態であれば、ほぼ問題無し。厳密に言えばサイズ・強度・安全性の決まりがあるようですが、実際の所、検査官の視認のみ。場合によっては不可となる可能性があり。
・4点式シートベルト 純正のシートベルトが使用出来る状態であれば問題無し。
●電装系
・8000k HIDバルブ(ロー) 光軸検査はハイビームで行います。チェイサーの場合、ライトが4灯式なのでロービームをに関しては何ケルビンのバルブでも問題無し。もしハイビームをHIDにしている人は6000k位迄が車検合格のボーダーラインです。それ以上は不可の可能性有り。
・8000kHID Kit(フォグランプ) フォグをHIDに変更していても問題無し。規定は「対向車に迷惑を掛けない」という事なのでよっぽど眩しくなければOKと思われます。
・追加メーター類 運転の妨げや視認性を落とす事が無ければ、何個付けても問題無し。
●外装系
・フルエアロ 指定部品の為、一定範囲内(長さ±3cm・幅±2cm・高さ±4cm・車両重量±100kg)で恒久的取付(溶接やリベットでの取付)でない限り、問題無し。簡単に言うと極端な突起が無く、ボルトなどの取付のエアロであればほとんど問題無し。
・15mmワイドフェンダー 上記エアロと同じ理由なので、問題無し。ただ、一定範囲内を越えて、尚且つ恒久的取付の場合は構造変更が必要。
・アイライン 照度を著しく低下させなければ問題無し。私のはファイナルコネクション製ですが問題無くOKでした。
・S13用エアロミラー 車幅に納まってるので、可倒式じゃないこのミラーでもOK。車幅からオーバーする場合は可倒式じゃないと不可。
・後期テール リアフォグ付 問題無し。
・クリスタルウインカー バルブを、オレンジバルブに変更すればOK。
●オーディオ系
・オーディオ類 ナビ・カーステ・ウーファーなど、運転の妨げや視認性を落とす事が無ければ問題無し。


■ 車検に通らないパーツ(戻したパーツ) ■

車検対応仕様の愛車  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜車検を通すにあたり、どうしてもこのパーツは不可だろうという、交換(戻した)したパーツです。本当はこの部分があってはいけない事なんですけどね〜(笑)。でも実際に戻すパーツはほんの少しです。車検だからといって、びびる時代ではなくなりました(笑)。

パーツ名 何に交換したか・対策
●エンジン系
・触媒ストレート どうやってもこのパーツを装着したまま車検を通すのはムリです!純正触媒に交換。
・テール延長スライドパイプ バンパーから間違いなくはみ出してるので取外し。
●足廻り
・ホイール SSR 18インチ フェンダーからはみ出してるので、細いホイール&タイヤに変更。タイヤはもちろんバリ山!。社外ホイールの車検対応条件は、「JWL」or「VIA」のマークが入っている事。C/Cが付くホイールは、検査の時に邪魔になるので外して行く事。(下写真B参照)
●内装
・トラック用シフトノブ シフトパターンの表示が無い為、このままでは不可。その為、手書きでシフトパターンを表示して対策した。(下写真A参照)
●電装系
・ホワイトバルブ(ポジションなど) ホワイト系バルブ(青色に着色されているバルブ)を装着している、ポジション、ナンバー灯、バック球は全て標準のバルブに変更。なぜか陸運局では、こういう細かい所はチェックが厳しい!
・スケルトンバルブ(ウインカー) ウインカー用のスケルトンバルブも、光量不足の為に不可。オレンジバルブに交換。(下写真D参照)
・フェラーリホーン ホーンの規定は、「115ホン以下90ホン以上、音の大きさや音色が一定」という基準があります。なぜかフェラーリホーンは駄目らしい。一度不可と言われた事があるので、純正ホーンと交換。ホーンマークもマジックで手書き表示。(下写真@参照)
・リヤサイドマーカー ピンクの電球の上、サイドマーカーは不可。なのでサイドマーカーの上に黒いガムテープを張って見えないように対策。(下写真E参照))
●その他
・車高 最低地上高は9cm必要。100系で一番低い所はフロントパイプ近辺なので、この部分で9cm以上あればOK。ちなみにエアロパーツは最低地上高の対象にはなりません。前回、最低地上高が足りなかったので今回は車高調のBKTを前後共に、20巻き上げました(笑)。(下写真C参照)
・下廻り洗浄 オイル漏れがあると不可。場合によっては「にじみ」があるだけでも不可になる事があるので、念入りに洗浄した。

対策した部分の一例です。
車検対応仕様の愛車  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜
ホーンマークの記入
車検対応仕様の愛車  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜
シフトパターンの記入
車検対応仕様の愛車  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜
JWLorVIAのマーク
車検対応仕様の愛車  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜
シャバい車高(笑)
車検対応仕様の愛車  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜
オレンジバルブに変更
車検対応仕様の愛車  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜
サイドマーカーを隠す

※上記以外でも、当然フルスモやフロントの窓ガラスにステッカーを貼る事は駄目です。


■ その他 ■

改造パーツについてなのですが、実際に陸運局でも改造パーツの判断が曖昧なのが現状のようです。厳密に言えば、ターボを交換した時に「パワーアップが目的」と言えば申請が必要になるでしょう。逆に「補修」と位置づければ(あえて申請しない)問題なくそのまま車検に通す事が出来ます。また、ワイドフェンダー(片側15mmオーバー)を固定的取付の場合は、指定部品の為申請は不要です。逆に恒久的(リベット・溶接)取付にしたら車幅変更が必要になります。これを利用して5ナンバーを3ナンバーに変更って事も出来たりします。
実際の所、言わなければ通るパーツが多々あるという事ですね。

上記の作業と並行して愛車の整備&メンテナンスをすれば車検対策はばっちりです。別にメンテナンスなどをやらなくても車検を通す事は出来ますが、それじゃあ意味がありません。本来は車検を通すという事よりも、車をしっかりメンテナンスして安全に運行できるという事が本来の目的ですからね。命を乗せて走る愛車なんで、しっかりメンテナンスしとく事が当然だと思います。
でもこの状態で乗らなくては絶対駄目!と言われたら、軽かなんかに乗り換えるかもな〜。何にしてもカッコ悪すぎる(笑)!





このページの一番上へ




直管係長-JZX100 チェイサー ツアラーV- TOPページへ!


inserted by FC2 system