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i以前サーキット用に使用していたファイナルコネクションのサイドステップを町乗り用にするので補修をして塗装します。ひび割れや下をこすっているのでとりあえずパテ盛りもしないといけません。この傷を見ると日光サーキットのゼブラによく乗り上げていたのを思い出します。
なんせこのサイドステップは嫁からの結納返しでもらった物なのでこのままだとまじでやばいです。 |
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A |
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とりあえずひび割れしている所を粗めのペーパーで下地処理をしてうす塗りパテを盛り、すきまを埋めます。ひび割れしている所をそのままにして塗装すると余計に‘ひび’が目立ちます。‘ひび’のまわりの塗装が厚くなってしまうからです。 |
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B |
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パテが完全に硬化してから(約1時間位)#320のペーパーを使用してパテ盛りした所を中心に水を使用しながら磨きます。ポイントはパテがほとんど無くなる位まで削ります。(傷の部分はしっかり埋まってます。)その後はペーパーの目を上げていきながら全体をしっかりペーパーがけをします。ここでペーパーがけの手を抜くと塗装した時、塗料をはじいたり、きれいに塗れたと思ってもステッカーなどを貼ってはがす時に塗装まで一緒にはがれてしまします。このペーパーがけをしっかりやっておけば正直、シリコンオフなど使用なくてもOKです。
この部分は塗装の上でとても重要なので、気合を入れてやっておきます! |
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C |
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ペーパーがけが終わったら、キレイなタオル(油分が付いていない物。)で拭き取り水分を完全に飛ばします。 |
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D |
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いよいよ塗装に入ります。缶スプレーのパワーを上げる為に熱湯の中に缶スプレーをインサートします。これをやるとやらないではかなりパワーが違います。吹く面積が広ければ広い程、大きな物をきれいに艶を出して塗る事が出来ます。
以前使用した缶スプレーの残りがあったのでとりあえずこれも使用します。(1回使用した缶スプレーはあくまで下地、パーツの裏などに使用する事。本塗り(仕上げ)用に使用するときれいに吹けない時があります。)
個人的にはホルツよりもボディーペンの方が好きです。 |
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E |
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熱くなった缶スプレーを上下にしごきます(振ります)。ポイントは、イキそうになっている時に母ちゃんが階段を登ってきて、やめるか出すか?と迷い、出す!と決めて激しいピストンをする位、上下にしごきます。ちなみに私は利き手が右なので右の方が得意です。しかも神の領域! |
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F |
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使い古しの缶スプレーを使用して、裏面、下塗りをします。この段階では塗装がカブっていても気にしなくてOKです。これを全体に何回か繰り返します。
缶スプレーは横や逆さにして使用するとパワーが無い上、ガスだけ抜けてしまいますので垂直にしてまっすぐ吹くようにします。 |
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G |
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これは下塗りが終了した段階の写真です。ちょっとわかりずらいですが白くなっている所がカブっている所です。これは湿気のある日などは全体がこの様になります。また普通の人はこのあとにペーパーをかけ、コンパウンドで磨いて艶を出す訳ですが、私はそんな面倒な事はしません。ここからが直管係長の本領発揮です。 |
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H |
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本塗りをします。ここが艶を出すポイントです。取説には‘30cm位離して塗料を吹く’と書いてありますが、そんなんじゃカブるだけで艶は出ません。
ポイントは
・10cm位の近距離から吹く
・写真の矢印のように常に同じ方向に塗装面の端から端へ吹く。
・1度噴射ボタンを押したら塗装面の途中でやめない。カブる原因、また垂れの原因にもなります。
・艶を出す面だけ塗る。裏面など見えない部分をこの段階で塗ると塗料粉が飛び散ってカブりの原因になります。
以上を厳守します。言葉ではうまく説明できませんが、この本塗りで1本使います(サイドステップでは)。1度吹いたら乾く前に2度目を、また乾く前に3度目を吹く。これを何回も繰り返し厚塗りします。しかも噴射ボタンは押しっぱなしです。ようは塗料が垂れる寸前が一番艶が出ます。 |
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I |
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完成です!
どうですこの艶!ちゃんと鏡のように反射しています。ただ多少のほこりと噴射ミスによるカブりはありますが自分的にもまあまあな出来です。取付ければ気にならないレベルです。
塗装後、一切、ペーパーやコンパウンドを使用していません。もちろんそのお陰で磨き傷も一切ありません。 |