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最初に純正触媒の位置ですが、簡単に言うとエンジンルームの下辺りにあります。レイアウト的には「タービン→アウトレット→触媒→マフラー」という感じになります。NISSAN系なんかは「タービン→アウトレット→フロントパイプ→触媒→マフラー」といったレイアウトです。なので運転席と助手席の間の下辺りに触媒があります。どうもこの印象が強かったので、チェイサー購入後に触媒を探すのに大変でした(笑)。
なのでチェイサーの場合は「触媒ストレ−ト=フロントパイプ」と考えていいと思います。
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最初に車をジャッキアップ。
純正触媒はエンジンルームの下、タービンの下あたりに付いてますのでフロント側をジャッキアップします。
すると写真のようなデカイ卵みたいな物体がいます。これが純正の触媒です。
最初にピンクの丸印の部分のナットを外します。この部分は純正触媒とマフラーを固定しているナットです。
外す前にマン汁、いやCRCをたっぷり吹いてヌレヌレにしておきます。滑りがいい方が、お互い気持ちが良いものです(笑)。間違ってもツバは駄目です。ツバを付けないと濡れないという事は、相手は感じていないという事です。ここがポイント。
真面目な話、マフラー側はこの2本を外せばOKです。 |
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A |
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次に上部のナットを外します。上部というのは純正触媒とアウトレットを固定してるナットです。写真だと解りづらいですが、ピンクの丸印、合計3箇所のナットを外します。
ここでもCRCをタップリ吹き付けます。ちょっと距離があるので元気なCRCじゃないと届かないかもしれません。
私のラチェットは「短小」君なので、ナットまで届きません。なので延長ノズルを使用し、14mmのディープを装着して緩めます。
3箇所緩めたら、触媒を取り除く事が出来ます。 |
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B |
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で、外した触媒はコレです。
今迄のおさらいとして、写真のピンクの丸印の5箇所を外せば、触媒は外せます。
ただ、触媒を抜き取るのは知恵の輪状態です(笑)。特に私の車はメンバーブレースを装着してるので、結構苦労します。ま、メンバーブレースを外せば簡単なんですけどね。 |
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C |
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無事に触媒を外す事が出来たのですが、やっぱり今回も固着して外せないナットが1箇所ありました。写真左のピンクの部分です。これはどういう状態かと言うと、普通は14mmのディープでナットを緩ます事が出来るのですが、固着で外せなかったのです。どうやって外したかというと、最初にも書きましたがトルクスのソケットを利用してナットごと緩めて外しました。詳しくは下を見て下さい。(解り安くする為に写真ではボルト穴に入れてあります。)
右上の写真は、タービンを降ろした時の写真です。ピンクの3箇所に、このボルトがささってる訳です。参考程度に見て下さい。 |
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固着したナット |
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トルクスのソケットでボルトごと緩める。 |
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写真のように固着したナットはどうやっても緩ませる事は出来ません。しかもこのナットは、緩み防止機能の為か、ロック式?のナットになっています。なのでメーカーの意向を推測すると、このナットの再利用は基本的に不可と考えていいと思います。
なので、写真右のようにトルクスのソケットを使用してボルトごと緩めれば外す事が出来ます。 |
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最初に付いているロック式のナット |
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エキマニを止めてるナット(純正品) |
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で、私がいつも使ってる方法の紹介です。
毎回ナットを外すのに苦労するので、私はロック式のナットは使用していません。何を使用してるかというと同じ純正部品である、エキマニを固定しているナットを使用しています(写真右)。これであればロック機能が無い為、外す事が容易になります。しかもある程度は再利用可能です。同じ熱を持つ部分のナット、しかも純正品。信頼度は完璧です。
ちなみに、面倒だからと言って、その辺のナットでの代用は不可です。触媒の部分はかなり熱を持つので下手なナットを使用すると取り返しのつかない事になります。 |
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D |
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後は逆の手順で取付すれば、作業は完了です。取付は外すのより簡単に出来ます。
で、気になる取付後の音質の変化、ステンレス製との音質の変化は?・・・・・・・・
あまり変化無しでした(笑)。多少は変わってるのかもしれませんが、私の耳では違いが解りませんでした。 |
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