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○最初に予備検査場へ |
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いよいよ車検当日。陸運局へ行く前に予備検査場に行きます。予備検査場はだいたい陸運局の傍にあります。今までチューンを全くしていない車であれば、ここに来る必要は無いのですが、チューンした車を戻した場合、だいたい光軸やサイドスリップが狂ってます。自分で直す事が出来ないので、ここで直してもらいます。もちろん部分だけ調整してもらう事も出来ますが、全部チェックしてもらっても、なんと¥2,100です!私はいつも全部チェックしてもらってます。やはり今回も、光軸とサイドスリップは不可でした。サイドスリップを修正されてしまったので、車検後にまたアライメントを調整してもらわないと!だいたいアライメントをいじってる車はサイドスリップは不可になるはずです。ここで合格をもらえれば、車検合格のお墨付きを貰ったようなもんです。
次に陸運局へ向かいます。写真はロービームを隠す紙を忘れたので予備検査場で貼ってもらいました。4灯ライトの車はロービームを覆う事を忘れずに。 |
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○陸運局に到着 |
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予備検査場で一通りチェックをしてもらった後、AM9:00前には陸運局に到着しました。予約はAM8:45〜という一番早い時間を予約していたので、まぁちょうどいい時間でしょう。これから始まる陸運局との熱きバトルに備えて、書類の確認をしつつ一服です。何気に私の愛車は他人からの視線が熱いです!大丈夫です!この車でもちゃんと車検に通せるのです!ま、確かに他の車と比べれば多少、浮いてますが(笑)。 |
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○お金の支払いと書類審査 |
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最初に自賠責保険と重量税、車検手数料を支払いに行きます。用意した書類一式を事務員さんに渡せば、あとはお金を払って終了です。これで車検に必要な書類は全て完璧になります。
あ、今回はリサイクルも支払ます。私は要領を分かってるので直接ここに来ましたが、ユーザー車検が初めての方は一度本館の方に行き、一通り書類をチェックしてもらった方が良いです。書類の不備な点や必要な印紙などをどこで購入するか、手順も含めて教えてもらった方がいいと思います。なんせ陸運局の中に建物がいくつかあり、印紙はここ、重量税はここ、といった具合に、建物を何箇所かまわらないといけません。これが結構面倒なんです。1つの建物でやってくれれば楽なんですけどね。 |
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B |
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次に書類審査です。
本館の車検受付の窓口へ行き、完成した書類一式を渡し、予約番号を言います。ここで書類の不備などをチェックされます。
OKを貰えれば、書類審査は終了。書類をまた渡されるので、それを持って次はいよいよ検査ラインに突入です。 |
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○検査ラインに突入! |
●簡単に検査ラインの流れを説明します。
1、第一ブロック・・・・・外観検査
↓
2、第二ブロック・・・・・サイドスリップ検査
↓
3、第三ブロック・・・・・ブレーキ、スピード、ライト検査
↓
4、第四ブロック・・・・・排気ガス検査
↓
5、第五ブロック・・・・・下回り検査
↓
6、総合判定
流れ的にはこんな感じになります。
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検査ラインは一方通行の無人方式と考えた方が良いです。その為、モタモタしていると後ろの人達に迷惑がかかり大渋滞を引き起こす事があります。
なので初めての人は、自分の車をいきなり検査ラインに入れるのでは無く、最初に見学をした方がいいと思います。見学用の通路がちゃんとありますので、そこで要領を掴むのがベストです。あと、自分の次の人がプロっぽい人であれば、初めてのユーザー車検だ!という事を言っておくと、いい人であれば教えてくれたりします。私も初めての時は後ろの人に大変お世話になりました。というか、ほとんどやってくれた?(笑)
検査ラインの作業自体は簡単なのですが、最初の頃は緊張で舞い上がってしまう事が多いです。ライン検査中に本当に分からなくなったら、すぐ検査官にアピール!来て教えてくれます。
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C |
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次に愛車を検査ラインに通します。
検査ライン目掛けてアクセル全開!道幅が広いので卍がやりたい!でもここは我慢です。本日は車検です。
朝一の予約なので、検査ラインはガラガラです。入口に停車して検査官が来るのを待ちます。 |
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○第一ブロック |
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何といっても改造車の一番の難関場所はここ(外観検査)です。ただでさえ見た目が派手なので、検査官からかなり質問されます。外観の事もそう、エンジンルーム内の事もそうです。最低地上高も当然計測されます。
なので、ある程度質問されてもいいように車検制度&パーツの可否は勉強しといた方が良いです。もし突っ込まれて困るパーツなどがあるのであれば、ノーマルに戻しとく事をお勧めします。
ちなみに私の愛車は外観検査にかなりの時間がかかります。時には検査官が5人位集まる事があります(笑)。
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いよいよ検査ラインに突入です。
最初は外観検査です。ここで灯火類、エンジンルーム、タイヤ&ホイール、室内、事務室車両としての設備などの検査をします。ラインの入口で待っていると、検査官が来ますので、検査官の指示に従えば特に問題無しです。
だが、問題発生!なんとウインドウォッシャーが出ない!何度押しても我慢汁程度にしか出ません。検査官に「駄目!」と言われてしまいました(涙)。でもここで終了ではありません。不具合箇所があっても、その後の検査は出来ます。検査ライン終了後に再び不具合箇所を修理して、再検査をする事が出来ます。
ウインドウォッシャー以外は全てOK。次の検査へ進みます。 |
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○第二ブロック |
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E |
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気を取り直して、再び検査ラインに進みます。
ここからの検査は上部にある電光掲示板の指示に従って検査を進めていきます。ここからの写真は車内から撮影したものが中心です。前に写ってる車とおじさんは全く関係ありませんので。
最初はサイドスリップの検査です。電光掲示板の指示に従い、白線に沿ってゆっくり進みます。
ここでハンドルを切ってしまうと不合格になってしまうので注意をした方が良いです。とりあえず、ここは問題無くクリア。予備検で調整して来たので問題は無し。 |
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○第三ブロック |
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F |
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次に、ブレーキ検査とスピードメーター検査です。
FFとFRでは車輪の停車位置が違うので、確認が必要です。近くに表示されてるのでその通りに停車します。サイド、フットブレーキ、共に問題無し。スピードメーターも問題ありませんでした。スピードメーターのチェックは、時速40kmでホーンを鳴らすのですが、タイヤの外形が純正サイズと異なってる場合は誤差が生じて不合格になる事があります。対策として、予備検査場で調べてもらう事も出来ますので、参考にした方がいいかもしれません。 |
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G |
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次に同じ場所で光軸検査です。
ごっついマシーンが出てきて光軸の検査が始まります。光軸検査はハイビームで行いますのでライトをハイビームにする事を忘れずに。ま、これも電光掲示板に指示が出ますのでその通り行えば問題ないです。
光軸も問題無し。これも予備検で調整済みだから安心です。 |
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H |
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光軸検査が終了すると、第三ブロックの検査は終了です。電光掲示板に今迄の検査結果が出ます。全て●!いい感じです。でもウォッシャーが・・・・。ここで悩んでいても仕方ないので、次の検査に進みます。
再び前進。 |
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○第四ブロック |
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I |
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次は排気ガス検査です。
これも指定の停車位置で停止し、排気ガス測定器をマフラーの中に前儀無しで突っ込みます。チューニングカーだと、これが一番の不安です!でもちゃんと機能が正常な触媒を装着していれば問題はありません。ちょっとヤバイかな?と思い当たるふしがある場合は、測定器を浅めに入れておくのも手かもしれません。奥までインサートしなくてはいけない!という決まりは特にありませんので。
しばらくすると、検査結果が電光掲示板に出ます。ここも問題なくクリア。 |
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J |
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排気ガス検査が終わると、ここで初めて「自動車検査票」に打刻します。
排気ガス検査場の横に置いてあるマシーンがそうなので、忘れずに打刻。この打刻は検査官に言われて行うものではないので、忘れてしまう事があります。私も以前、打刻を忘れた事があります。
今回は忘れずに打刻OK。打刻後再び前進。 |
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○第五ブロック |
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K |
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次に下回り検査です。
これも指定の停車位置に車を停車し、下回りの検査が始まります。車の下がピットのようになっていて、検査官が排気漏れやオイル漏れなどをチェックします。何気に結構細かく見ているらしく、ここで不合格になる人も多いようです。私も何度か構内放送で質問された事が何度かあります。この構内放送がかかるとビビるんですよ。何かヤバイとこあったかな?って感じで。そんな事考えてると今回も呼び出しが!!
「触媒付いてないんじゃないか?」と質問されました。確かに私のマフラーは出口にタイコは付いてますが、それ以外はフルストレート。100系の触媒の位置が分からなかったようです(笑)。
場所を説明し、下回り検査もクリアです! |
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○総合判定 |
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L |
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以上で検査ラインが終了です。
車を前進させ、ライン最後部にある建物で総合判定をしてもらいます。ここで最後のハンコを貰って、本館に持って行けば車検は終了になるはずなのですが・・・・・・今回の私の場合は、
ウインドウォッシャーが不合格(涙)。これ以外は全てOKだったので、ウインドウォッシャーを修理して再び再チャレンジです。あ、もちろん無料です。何度でも受け直しは可能です。 |
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●本当だったら上記過程で車検は終了なのですが、私はウインドウォッシャーを修理しないと合格にはなりません。ここからは再チャレンジの模様です。
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○ウォッシャー修理開始 |
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M |
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ウインドウォッシャーの修理を開始です。普段、車に水しぶきが飛ぶのを嫌う私は、ウォッシャー液は全く使用しません。窓が汚れたら拭くって感じです。今迄ウォッシャーで不合格になった事なんてありませんでした。面倒だな〜!と思いつつもしっかり整備していなかった自分が悪いのです!
とりあえず、簡単にチェック。モーターは動いてる、水も問題無し。という事はノズルの詰まり!そうです、洗車マニアの私はWAXなどのカスが詰まっていて出ないようです(笑)。とりあえず針をノズルにブチ込み、貫通を試みます。だけど、まだ勢いが足りない!最低でも水が窓に届かないといけないのでこれはマジでヤバイです。次にピン!ときたのが、ホースの詰まり。早速ノズルを外し、ホースのチェック。確かに汚ねぇ〜!この汚れを落とすにはエアが必要だと考え、今朝お世話になった予備検査場へ再び訪問。理由を説明すると快くエアを貸してもらえました。早速、ホース内にエアを勢い良く吹きます!するとノズルやホースの反対側から「「ブフェッ、ブゥ〜〜!」というサウンドと共に、ドロが出て来ました(笑)。なんかエロイ!ウケる(笑)!!バックで攻めてる時にマ○コから出るサウンドに似てる(笑)!通称「オナラじゃないのよ」サウンド!一人で大ウケでした(笑)!おっと、遊んでる場合ではありません!直さないと! このエア挿入作戦を何度か行った結果、かろうじて窓にウォッシャー液がかかる程度まで修復出来ました。ま、イマイチ元気が足りない気もしますが、たぶん大丈夫でしょう。汚れのせいもあると思いますがモーターの寿命かもしれません。予備検の人達にお礼を言い、再び陸運局へ向かいます。 |
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○不具合箇所の再検査 |
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N |
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早速、検査官に不具合箇所の再検査をしてもらいます。ウォッシャーを出します。やはり気合が足りない!検査官も微妙な表情です!これはマズイ!「普段、超元気な時はドピュ〜!って出るんですけどね〜。今日はたぶん緊張してるんだと思いますよ!」思わず発した言葉がコレ。検査官がニコッ(笑)としました。何気にウケたようです!「ちゃんと直しとけよ!」と言いながら合格のハンコを押してもらう事が出来ました(嬉)!よかったー!
これで全てOK!書類を本館の窓口へ持って行き、新しい車検証を貰う事が出来ました!
これで一連の流れは終わりです。今回のようなトラブルが無ければ、書類審査から新しい車検証を貰えるまで、だいたい1時間程度で終了です。改造車とは言え、ある程度合法仕様に戻せば普通車の車検と全く同じです(当たり前か!)。特に難しい事は無いのでやって見る価値はあると思います。 |
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