直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜

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自作ゲーターサイレンサー 〜ウエストゲーター用サイレンサーを製作〜
〜男らしいサウンドを奏でるウエストゲーター。たまには静かに走る為に、
ゲーター用サイレンサーを製作!〜
(更新日:‘07/12月)




「Private Tune] 〜自作ゲーターサイレンサー〜
「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜
ちなみに、商品名&製作スタッフは
    ウエストゲーター用サイレンサー「ピーピー笛」 ・製品企画&プロデュース:直管係長  ・製作:さすらいチューナーZOE
で、ございます!(笑)

「天下の1JZ」  直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜


「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜ウエストゲーター用のサイレンサーを製作しました。作った理由は、たまには1JZの純粋なジェントルサウンドのみで走りたい!という事です。
そもそも、このウエストゲーターという物は、ノーマルタービンでも、フルタービン装着車のようなゲートサウンドを堪能出来るという男前なパーツです。ブーストがかかった時の「ウゲェ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」というサウンドは実にたまらんです!ドリフト時のテンションアップには、私にとってはかかせないパーツとなっています。ただ難点があって、常に「排気漏れ状態」という事。ブーストがかかってない時でも、音は目立たないですが排気漏れのようなさえない音が常にするんです。まぁ、細い直管マフラーが付いてるだけですからね・・・、当然と言えば当然かもしれません。
で、街行く1JZが「フォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン」ってセクシーなサウンドを奏でて走ってると、正直羨ましく思うようになってきました。私のは「フォ〜〜〜〜ン」+「ゲロゲロ〜〜〜」というサウンド。あ、ブーストがかかって無い時のサウンドですよ。
私は、サーキットへは年に数回走りに行く程度。もっぱら街乗りでの使用率が高いです。なのでゲーターが活躍するのは、このサーキット走行程度しかないのです。かといって、サーキット走行の度にゲーターを取り付けするのは非常〜に面倒です。で、頭の良い私?は、単純にゲーター用のサイレンサー(ふた?)があれば便利ではないか?と考えるようになりました。街乗りではジェントルな1JZサウンド、サーキットでは男らしいゲートサウンド!う〜ん、すばらしい!これぞ「一石二鳥」!というやつじゃないですかぁ〜?!??(笑)
で、この作戦?に協力してもらったのは、友達のぞえちゃん。私がイメージを伝え、ぞえちゃんに作って貰おうという安易な考えでございます(笑)。結果的に、見事私のイメージ通りのサイレンサー(ふた)が完成しました。見た目はね(笑)。ホント見た目は完璧! ただ、ちょっと機能面で難点がありまして、ブーストがかかると、「ピ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」という笛のようなサウンドもするんです!(笑) これはぞえちゃんの陰謀か?!(笑) まぁ、この辺は今後の改良ポイントとしておきます。それに街乗りでフルブーストで走る事はほとんど無い?からOKかもしれません。お陰でジェントルな1JZサウンド堪能出来るようになりました。
こういった理由から、このゲーター用サイレンサーの名前は「ピーピー笛」という事にしておきます(笑)。ちなみに商品開発にあたってのプロデューサーは当然私。製作担当はぞえちゃんって事です。もし、欲しい方がいましたら、随時注文受付中です!(笑) その代わり、製品に関しての保障は全く無いですよぉ〜!(笑)


「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜
直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜  −外観音量重視−




「Private Tune] 〜自作ゲーターサイレンサー〜
■ 用意する物

「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜
鉄パイプ

必要な物と言えば、フタの代わりになるような物があればOK。一応、私はちょうどいい鉄パイプが、ぞえちゃんの工場にあったので、これを拝借。調子いい大きさにカットして使用しました。
あとは溶接する道具とドリルなど。これも全てぞえちゃんの工場にあったものを使用(笑)。




■ 作業開始



● ウエストゲーターのチェック
「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜 作業場所はぞえちゃんの工場。ウエストゲーターのサイレンサーを作ります。正式に言えば、サイレンサーというよりは、フタ?栓?といった方が正しいかもしれません。
要は、ゲーターに栓をして排気出来ないようにする訳です。
最初に、愛車をリフトアップしてゲーターの寸法をチェック。サイレンサー製作の準備をします。



「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜 ゲーターは、タービンと触媒の間にあるアウトレットを交換して取り付けしてあります。(取り付け模様はコチラ。「ウエストゲーター取り付け」のページへ行きます。)
ちなみに、ゲーターの排出先はココ。エンジンルームのちょうど真下に出口があります。
ここから常に排気されてます。ブーストがかかれば「グェ〜〜〜!」、ブーストをかけてない時は「ゲロゲロ〜〜」みたいな感じの音が出ます。まぁ、細い直管マフラーが追加されてるような感じです。



● ウエストゲーター用サイレンンサー製作開始
「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜 サイレンサーのイメージは、マフラー用のサイレンサーみたいなもの。マフラー用のサイレンサーの穴を埋めて、栓をするような感じにしたいと考えました。当然、脱着可能が出来るように製作するつもりです。
まずは、サイレンサーに使えるものを探します。ぞえちゃんの工場を物色。ゲーターのパイ数よりも細目な物を探したのですが、ゲーターの出口は意外と細いので、ちょうどいい物が見つからない。そんな時、いい感じの鉄パイプを発見!これは逆に、ゲーター出口よりも一回り大きい感じです。ここで発想を逆転し、ゲーターに被せる感じはどうだろうか?試した所、寸法的にはOK!コイツを使う事にしました。



「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜 「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜
早速この鉄パイプを必要な大きさにカット。当然、鉄パイプをカットするマシーンを扱えない私。ここでの出番は製作担当のぞえちゃん。私の指示通り動きます(笑)。ある意味私は商品開発の担当。で、ぞえちゃんは製作担当という訳です。俺が勝手に決めただけなんですけどね(笑)
しかし、今日のぞえちゃんは機敏に動くなぁ・・・・。いつもはだるそうにしてるだけなんだけど(笑)。ま、これは予想外の嬉しい出来事。今日は頑張ってくれよな!なんせ、製作担当なんだからな!(笑)



「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜 「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜
鉄パイプをカットした状態は左上の写真。カット後に、ゲーターにちゃんと合うかどうか、再確認。予想通りピッタリです!(嬉)。言い方を変えれば、ゲーターがチンポ、製作しているサイレンサーがマ○コという感じかな?(笑) 二人の相性はバッチリです!(笑)



「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜 「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜
次に、ゲーター&カットしたサイレンサーに穴開けをします。ボルト用の穴開けです。サイレンサーをボルトを使用して、いつでも脱着可能が出来るようにしておく訳です。そうすれば、サーキット走行の時は外して、普段はサイレンサーを装着、といった使い分けが出来ます。
穴開けはドリルを使用。穴位置がずれないように、カットした鉄パイプ&ゲーター、一緒に穴を開けます。で、固定する為の工具も拝借。これは便利な工具だなぁ!名前は不明です(笑)



「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜 ドリルで穴開けした状態。さすがプロの工場にあるドリルだけあって、パワーが違う!私の持ってるドリルとは雲泥の差です!
ちなみに、ボルト用の穴は両サイド貫通させました。



「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜 「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜
次に、サイレンンサー固定用のボルトを探します。再びぞえちゃんの工場を物色!(笑)。すると、ちょうどいい感じのボルトを発見!ちょっと長いですが、カットすれば問題無しです。いいねぇ〜!全て予定通り!イメージ通りに作業が進行!(嬉)



「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜 ここまでのサイレンサーの状態はこんな感じ。
ここまでが、私の出来る範囲でした。後は、固定するナットを溶接し、ボルトの抜き差しだけで簡単に脱着出来るようにします。それと肝心なフタ!これも適当な鉄板を溶接して貰います。「貰います」というのは、これらの作業、残りの作業はぞえちゃんにおまかせ!という事なんです(笑)。
イメージはちゃんと伝えたので、後はぞえちゃんの腕次第!完成が待ち遠しい! 頼むぜ、ぞえちゃん!

で、この後、私は自宅に帰宅。近日中に完成させてくれるようです。



● 後日、ウエストゲーター用サイレンサー(ふた)
   が完成!
「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜 「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜
後日、完成したウエストゲーター用サイレンサーをぞえちゃんが配達してくれました! 厳密に言えばサイレンサーではなくて、「フタ」かな? でも「フタ」じゃ名前がかっこ悪いから「サイレンサー」という事にしておきます(笑)
完成状態も私の希望通りに作ってくれました。ナットも溶接(写真右)してくれてるので、取り付けもメガネ1本でOK!楽チンだな!
で、気になる点が一つ。はて?このボルト(写真左)は何の為についてるのだろうか?・・・・・・・・・・・
ぞえちゃんに確認するのを忘れてた(笑)。もしかして、本当にサイレンサーの役割を果たせるようにしてくれたのか?いや、ぞえちゃんの事だから、余ってる鉄板がコレしかなかったのか?・・・・。まぁ、そんなのはどうでもいい!取り付けして、ちゃんと排気を塞いでくれればOKです。

気になる取り付け結果は下に書きます。






「Private Tune] 〜自作ゲーターサイレンサー〜
■ 検証

製作したウエストゲーター用サイレンサーを取り付け。果たして効果はあるのか?
なんせ、俺達が作ったパーツだからね・・・・・・(笑)



● ゲーターサイレンサーを取り付け! ●
「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜
取り付けする車両は、当然私の愛車。サーキット仕様にしたセクシー号です!(笑)
「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜 「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜
完成したゲーター用サイレンサーを愛車に取り付け。取り付けした画像は、上の通りです。写真左の拡大が右の写真です。ちょうどサーキット走行の準備をしてる時に、取り付けを行ってみたので、写真ではタイヤを外してありますが、実際はハンドルを全開に切って、ラチェット1本で取り付けは出来ます。なので街乗り走行でも、ここぞ!という時は簡単に取外し可能です。我ながらいいアイデアだぜ!(笑) ま、作ったのは私というよりか、ぞえちゃんなんだけどね!作ってくれてありがとう!!



● 実走行チェック! ●
「自作ゲーターサイレンサー」  直管係長〜JZX100 CHASER TOYRER-V〜取り付けには全く問題なし!後は実走行チェックのみです。
早速エンジン始動。緊張の一瞬!(笑)
「キュルキュル、フォ〜〜〜ン、フォン!!」
おっ!?セクシーな1JZサウンド! アイドリングから、いつものゲロゲロ系のサウンドが無くなってるのが分かります! 空吹かしでも純粋な1JZサウンド! いいんじゃねぇ〜!(嬉)
続いて実走行チェック!場所は当然いつもの鈴○屋コーナー。パーツ交換後、いつも試運転で利用している直角コーナーです。
愛車を運転。1速、2速・・・・・。ゲロゲロ音の無い綺麗なサウンド。鈴○屋コーナー手前で加速!そして逆フリでコーナー進入!いい感じでケツが出ます!と同時にアクセル全開!!決まった!これドリコン優勝じゃね?!(笑)
「フォン!フォン!フォ〜〜〜〜〜〜〜ン、フィ・・・、ピーーーーー!ピィ〜〜〜〜〜〜〜〜!」
ん?!!ピーーー?!
なんだこの音?!セクシーサウンドと一緒にピーという音が出ております(笑)。試しにもう一回アクセル全開!再びピーピー音が発生!なんだこれ?笛みてぇ!(笑) 
どうやら原因は、ゲーターとサイレンサーにある僅かな隙間から出た排ガスが原因。通常走行では微量の漏れなんで、大した音にはならないのですが、ブースト圧がかかった時は、どうしてもこのピーピー音が発生してしまうようです。ある意味、新しいサウンドをゲット?!もしかして、これから流行るかも?!(笑) そんな訳ないか(笑)
でも街乗りで、フルブーストで走る事はほとんど無い?のでOKという事にしておきます。(笑)

ゲーター用サイレンサーのメリット
・濁りの無い、純粋な1JZサウンドに戻す事が出来る。
・ゲーターサウンド、ノーマルサウンドの切り替えが簡単に出来るようになった。
・直管マフラー(ゲーター)を塞いでるので、音量が小さくなった。
・走行時、排気ガスが車内に入って来なくなった。
・おまわり対策にもなる?!
・新しいサウンド、笛のようなサウンドをゲット出来る?!(笑)

ゲーター用サイレンサーのデメリット
・不明のナットの影響で、最低地上高が少なくなった。ヒットする可能性アリ?!(今後改善の余地あり)
・ブーストがかかった時に、笛のようなサウンドが発生(笑)



ざっとまとめるとこんな感じでした。通常走行では、綺麗な1JZサウンドを手に入れる事が出来ました。それに街乗りで窓を開けていても、排気ガスが入ってこなくなった事は嫁さんが大感激!いつもは体に悪いだの、服が臭くなるとか文句言ってましたからね。
笛サウンドもそうですが、今後も多少の改善は必要かも。そん時は再びぞえちゃんよろしく!(笑) 商品化への道は険しいねぇ・・・・・(笑)



■ 追加事項 ■
このゲーターサイレンサーをしばらく使ってみたのですが、重要な問題に気が付きました!
このサイレンサーを付けて、フルブースト走行をするとブーストが安定しなくなるのです。
これは排気を塞いだ事による抵抗だと思われます。
なので、普通の街乗りレベルの使用であれば、さほど問題ないかと思われますが、ある程度ブーストを掛けて走行する場合は外した方が良いです。もしかしたらタービンに負担がかかってるのかもしれません。


−Private Tune− 青空板金 直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜





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