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今回修理するリップスポイラーです。前回サーキット走行した際にダートへ落ちて割ってしまいました(涙)。前面とサイドの部分で3分割になってしまいましたが、とりあえず、部品は揃っているので補修は可能です。
これはサーキット用のエアロなんですが、次回また使えるように合体させます。 |
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A |
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耐水ペーパーを使用して、FRPシートを貼り付ける部分を削ります。
汚れなど念入りに落としつつ、削っていきます。と同時にWAXなどの油分も落とせます。
ここで手を抜いて適当にやると、きれいにFRPシートが、接着できないので根気よく頑張ります。
全体的に白くなってくればだいたいOKです。削ったFRPの粉をエアーなどで飛ばします。 |
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B |
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次にガムテープを使って合体させます。
リップなので変な風に接着すると、バンパーに装着出来なくなってしまうので、一度バンパーに仮組みして形を整えます。そして、ずれないようにガムテープで合体!(表側を)
ガムテープを貼る時にずれたりして、ちょっと大変です。 |
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C |
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いよいよFRPシートを使って接着します。
最初に接着部分に合った大きさにFRPシートをカットしておきます。この時、曲がっている所にも貼れるように大・小さまざまな大きさを用意しておきます。
次にFRP樹脂と硬化剤を混ぜます。FRP補修セットに付属されていたカップは、ビニール製でいまいち頼りなかったのでなんかいい容器はないか探したら、ありました丁度いいのが!
愛犬のメシ、ペティグリーチャムの容器がいい感じです。よーく洗浄してこれを利用して混合します。この付属の硬化剤は、かなり強力で最初適当に「こんなもんか?」といれたらすぐに固まってしまいました。
100(FRP樹脂)対1(硬化剤)程度でよさそうです。 |
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D |
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Bで仮組みしたスポイラーの裏面にFRP樹脂をたっぷり、ハケを使用して塗ります。
強度を出す為、FRPシートを割れた部分の廻りに大きく貼れるように、幅広く塗ります。 |
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E |
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FRP樹脂を塗ったあと、すぐにFRPシートを貼り付けます。その貼り付けたFRPシートの上からまたFRP樹脂を塗ります。
左の写真がFRPシートを貼った直後、右がFRPシートの上にFRP樹脂を塗った状態。写真ではよくわからないかもしれませんが、シートを貼ってあります。ポイントはFRP樹脂をシートの上からたっぷり塗り、同時にエアをどんどん抜いていきます。そうすると無色透明?みたいになります。エアが入っている部分は白くなるので解ると思います。
エアが入っていると乾燥後、そこから、はがれたりするので念入りにやります。場合によってはローラーを使用するのもアリです。この作業を何度か繰り返し行います。私は1ケ所に付、FRPシート5〜6枚使用しました。ポイントはFRP樹脂をたっぷり使うと楽に作業出来ると思います。
他の割れた部分も同様に作業します。
後は乾燥するのを待つだけです。 |
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F |
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完成です!
試しに補修をした所に力を入れて曲げようとしたら、補修した所ではなく、他の部分がメキメキいってました。逆に補修した部分の方が強度あるような感じです。
この作業の完成後にも関わらず、補修kitはまだ沢山残ってます。実際かかった費用は、塗装まで完璧にやったとしても、塗装代+α位です。(¥3,000位かな?)パクリ品のリップ買うよりも全然安いです。今後も安心して走れるってもんです!。
とりあえずこのリップはサーキット用なので表面は簡単に修正するだけにしておきます。完璧に仕上げたい場合はコチラを参考にしてください。塗装のページに飛びます。 |
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