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● バンパー取外し |
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最初に修理するバンパーを車から外します。
今回割れてしまったバンパー、修復する部分はピンクの○印の所。
ファイナルコネクションのバンパーにしてから、初めての破壊です。今迄、結構ヒットさせてたのですが、全く割れなかったんですよねぇ〜。ま、今回は相手が悪かった。
それでも、やっぱメーカー品。力の逃げ具合を計算してあるんですかね?前側が思いっきり割れたのかと思ったら、サイドの部分程度で済んでます。これなら「それなり補修」は簡単そうです。 |
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● 割れた部分の状態を確認 |
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破損場所は、右前の部分です。真ん中より、ちょい下辺りから下まで完璧に割れてます。幸いなのが穴の無い事。パーツが全て残ってます。一応、原形に近い状態へバンパーをハンドパワーで修正しておきます。 |
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● 成形作業 |
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ハンドパワーで原形に近い状態にしたら、その後、形が崩れないように表側をガムテープで接合しておきます。これからペーパー掛けをするので、ある程度しっかり貼り付けしておきます。
こうやってリップの下側を見ると、塗装が剥げて真っ白け!それだけ下を擦って走ってる証拠です。でも今迄割れなかったのが凄いよな!バンパーの造りのせい?いや、私のドラテクのお陰でしょう!車高短歴10年以上! ん?!そろそろ15年か?!(笑) いい年こいても、こんな生活が辞められないのです(笑) |
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● ペーパー掛け |
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バンパーの内面のペーパー掛けです。この後FRPシートの貼り付けをします。その時に余計な汚れや油分があると、上手くシートが接着されません。
私の経験上、超念入りにペーパー掛けをしなくても、ある程度汚れが落ちる位の磨きで十分だと思われます。 |
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● FRPシート貼り付け |
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次にFRPシートの貼り付けです。
貼り付けの前に、FRPシートを適当な大きさに数種類カットしておきます。色々な大きさを用意しておくと、貼り付けの際、かなり便利です。
その後、、FRP樹脂と硬化剤を混ぜた混合液を作成。混ぜる為の容器は、犬のエサ用の空き缶がベストです(笑)。使い捨て可能!
硬化剤はちょっとでいいのですが、入れた後から硬化が始まるので、この後の作業は迅速に行わないとヤバイです。
FRP樹脂も、色々なものを試したけど、私的には写真のが使い易いです。適度な粘度があって丁度いい。 |
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で、ここからが私の必殺技!
普通は、ハケでFRP樹脂を塗った後、FRPシートを貼り付けます。その後再びハケでFRP樹脂を塗り、最後にローラーでエア抜きをします。まぁ、これが定番方法です。
でも、そんなのは面倒! しかも使ったハケやローラーをシンナーで洗浄しないと再利用出来なくなります。なので私は、アグレッシブで男らしい?方法を行ってます(笑)。
まず、FRPシートに樹脂を垂れ流します。その後、シートに付いた樹脂をハケ代わりに利用して、貼り付け面に塗布します。で、次にこのシートをそのまま貼り付け。最後にここがポイント!割り箸を使用してエア抜きを行います!エアが入ってる所は、微妙に白くなってるので、その場所を箸でツンツンする訳です。しかも、コイツはハケ代わりにもなる!いいねぇ〜割り箸!(笑)
この方法を覚えてから作業時間がかなり短縮出来るようになりました! まぁ、この割り箸を使うやり方は、ぞえちゃんがやってるのを見て真似したんですけどね〜。初めて見た時は「割り箸かよ?!ナメてない?!」って突っ込みを入れたのですが、使ってみると超便利。ハケもローラーも不要です(笑)。 |
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● 表側の修復作業 |
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裏面にFRPシートが、ある程度乾燥して硬化してきた頃、表側の修復作業を行います。
成形の為に貼っていたガムテープを剥がします。 |
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表側の修復に必要なのは、缶スプレーとカッテイングシート。両方とも、自宅の倉庫に転がってたものです(笑)。良く考えれば倉庫には色々なものが眠ってんなぁ。貧乏性なんで、ちょっとでも残ってると再利用の為、残してるんです(笑)。
缶スプレーを用意したのは、リップの底面を塗る為。決してバンパー全塗装する為ではないです(笑)。とても1本じゃ足りない・・・・ |
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表側の補修開始。
最初にリップの底面に付いた傷などを、缶スプレーで塗装します。ここの部分は特に目立つ場所ではないので、適当にボディー同色にしておけば立派なもんです。
注意点として、塗料の粉が他の場所へ飛び散らないようにしないといけません。この粉が他の部分に付くと、艶が無くなりザラついてしまいます。私は適当な大きさのダンボールがあったので、これを飛び散り防止に使用しました。
思ったよりいい感じ!傷が目立たなくなりました! |
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貼った所。アリだな!(笑) |
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この位から見れば全然目立ちません! |
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次に割れてる部分を目立たなくする為に、私の得意技!「カッティングごまかし作戦」の開始です!(笑)
割れてる部分を中心に、適当な大きさでカッティングシートはカット。それをなるべくエアが入らないように貼り付けます。使用するカッティングは「屋外用」の艶ありのシートがいい感じです。
でも、ちょっとエアが入ってしまいました(笑)。やり直そうと思ったら、カッティングの在庫が無い・・・・・・(涙)。今度、また買ってこないとな。
まぁ、こんな感じで作業は終了。ちょっと貧乏クサイ感じがしますが、それなりに目立たなくなります。
時間にして1時間程度。ヒビ割れが目立つ状態よりかは、見栄えは数倍いいと思います。ホンネで言えば、しっかり直した方が数百倍いいんですけどね! しばらくはこれで我慢かな?(笑) |
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● ついでに行った作業 |
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ついでにフェンダーの部分も修復しました。ピンクの丸印の部分。ここは、バンパーとフェンダーを取り付けする部分です。いつもはタイラップでバンパーを固定している場所。今回の衝撃で割れてしまったようです。なのでここもFRPシートを貼り付けて修復しておきました。乾燥後、ドリルでタイラップ用の穴を開けて終了。
しかし、この部分も良く修理してる気がするなぁ(笑) まぁ、割れ易い場所だしね。 |
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