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最初にブレーキフルードタンクのキャップを外しておきます。
このタンクの場所はエンジンルームの運転席側のまん前にあります。見ればすぐ解ると思います。
しかし汚ねぇ〜な!前回の車検から交換してないから、約2年交換していません。ってよく考えてみたら規本通りの交換サイクルにも関わらず、こんなに汚れるものです。ブレーキフルード本来の色は無色透明、いわゆるザーメン?カラーです。
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A |
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フルードの交換順序は人によってまちまち。運転席から近い順に交換した方が良い!っていう人と、逆に運転席から遠い所からやった方がいい!という人がいると思います。これは両方とも何かしらの意味があるらしいけど、私は忘れました(笑)。実際はそんなに気にするレベルではありません。なので私はいつも通りフロントから。
ジャッキアップをしてホイールを外します。汚れたフルードを排出する部分は写真のピンクの丸印、乳首みたいな部分です。左の写真が全体、右が左のピンク部分の拡大です。この排出口の名前が解らないので以下の文章では「乳首」と呼ぶ事にします。ビーチクの方がいいかな?いや、エロすぎるから乳首で行きましょう!
この乳首を緩めると、汚れたフルードが出てきます。 |
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B |
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ここで今回の作業にあたってのフォーメーションを説明します。
フルード抜き取り担当は嫁。乳首の所で待機。ブレーキをダフる担当は私、運転席でブレーキを蹴りまくります(エンジンをかけない状態で行います)。
抜き取りの方法は私が最初にブレーキペダルを3〜4回踏み込み、「OK!」と掛け声を上げます。その後、抜き取り担当の嫁が乳首を緩め、汚れたフルードを抜きます。この間私はブレーキペダルを踏んだまま。その後嫁が乳首を締めたら合図をしてもらいます。そこで私はブレーキペダルから足を離します。
この作業をフルードが透明(新品の色)になるまで繰り返し行う訳です。
何気にブレーキを踏むのは疲れます!以前嫁にやらしたら2〜3回でブロー!なのでその後はこのフォーメーションでやってます。 |
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C |
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早速抜き取り準備!
この乳首は10mmのメガネで緩ませます。最初にメガネを乳首にかまし、乳首の先端にストローを差し込み、出口にペットボトルをつけます。これで汚れたフルードの抜き取り準備は完了です。
準備が出来たら抜き取り開始!運転席にいる私がブレーキを蹴りまくります。クラッチを蹴る事は慣れてるんですが、このブレーキの蹴りは結構シンドイです!
嫁に「いいぞ〜!」と合図を出し、嫁が汚れたフルードを抜き取ります。
エア抜きも同じ方法で出来ます。汚れたフルードが出てくる時に泡が出てればエアを噛んでる証拠。透明なストローを使用すれば泡の状態を確認する事が出来ます。泡が出なくなるまで行えばエア抜きは完了です。
今回はフルード全交換なので、エア抜きが終わっても、無色透明のフルードが出てくるまで続けます。これを4輪全て行います。
作業グッズが貧乏チックなのは私らしいという事で笑って下さい。長い目でみれば透明のホースを購入しといた方がいいかもしれません。 |
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D |
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エア抜き作業に集中しすぎて、フルードの補充を忘れてはいけません。常に最低でもタンクの「LOW」レベル以上にフルードを保たないといけません。もし補充を忘れるとエア抜きをするはずが、逆にエアを噛んでしまいます。
3〜4回抜き取るたびに補充!という風にしといた方が良いです。私は忘れっぽいので嫁に忠告してもらう事にします。 |
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E |
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以上の作業を何回か繰り返し、フロント右側のみで抜き取ったフルードの量はこの位です。この位でようやく無色透明、新品のフルードが出てきました。
最初はリザーバータンクの分も全部交換する感じなのでこの位が妥当かも。あ、当然ブレーキホースの分も含まれてます。あと残りの3輪も同様な作業を行います。 |
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抜き取った際に飛び散ったフルードは、パーツクリーナーを使用して洗浄しておきます。ブレーキフルードはゴムホースに付着したままだと劣化させてしまうのでちゃんと洗浄しておきます。
当然、抜き取り担当の嫁にも、ゴム手袋は装備させてます。 |
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G |
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リアの抜き取り部分、乳首の場所は上のピンクの丸印です。リアもやり方は同じ。無色透明のフルードが出てくるまで、同じ作業を繰り返します。
この頃になると私の足はガクガク!年は取りたくね〜な!結構ツライです!明日は筋肉痛かもしれません。でもあとリアの2輪分 頑張らねば。当然嫁も飽きてきます。寒ぃ〜だの、かったるいだの文句を言い出します。だけど作業終了後にハーゲンダッツを買ってやるという事で交渉成立。作業続行です。 |
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4輪全て終了したら、リザーバータンクに多少こぼれたフルードを洗浄します。飛び散った場所の洗浄も忘れずに行います。
あとはエンジンを始動して走行チェック。もともとタッチが頼りないJZX100ですが、間違いなくよくなりました。う〜ん、いい感じ!
ここで1つの疑問が出てくると思います。ABSの方は?という事です。私もJZX100購入当初、どうもS13と比べてブレーキのタッチが頼りない、フワフワ感が気になったのでよく上記作業でエア抜きをしました。だけど直らない。それで整備工場に相談した所、ABSのエア抜きは専門の所じゃないと出来ないとの事。なんか機械で強制的に抜く事が出来るようです。なのでその後は上記のエア抜きのみです。ちなみにこのフワフワ感はJZX100の本来の姿のようですね。友人の車も同じ感じでした。
まぁ、ABS本体を外せばもっと良くなるんでしょうけど、やり方が解りません。知ってる人がいたら教えて欲しいな〜(笑)! |
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