直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜
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岐阜・長野 峠道暴走の旅〜峠・山道・ワインディング ドライブ!〜  JZX100 チェイサー ツアラーV
1日目〜馬籠宿編〜
Drive Route File No.5






岐阜・長野 峠道暴走の旅 −JZX100 CHASER TOURER−V〜
直管係長〜JZX100 CHASER TOURER-V〜












長野県・飯田峠にて
日付 2006年 5月 曇り・晴れ・雨
目的 ある日、ネットを見ていて、乗鞍スカイラインという道を見ました。岐阜県と長野県の県境位の場所にあり、標高3000Mオーバーの山道です。ちょうど見た写真が絶景で、しかも私好みのワインディング!。これは是非、走らねば!と旅のプランをたてました。
しかし問題発生。この乗鞍スカイラインは現在、景観などの保護の為、マイカーでの走行は禁止になっていました。行くには山頂でマイカーを駐車してバスでの走行&観光との事。愛車で走る事が楽しみだったので旅の計画をやめようと思いました。
しかし、この近辺の地図を見ていてふと思ったのが「岐阜県って何があるんだろう?」という事になり、岐阜県の探検を含めて行く事になりました。どうせなら温泉で一泊して観光のメインは市内ではなく郊外の山中心。私の好きな峠中心です。しかも経費節約(燃費を考えれば高速の方が安いかも?)もかねて全て下道!(あ、帰りちょっと使いました。)。嫁は温泉に行けるという事で浮かれてますんで、私にとっては岐阜・長野県の山々を暴走しようって事です。もちろん観光もです。
ルート 行き(主要道路)
 国道299号、19号中心で埼玉・群馬・長野経由にて。
帰り(主要道路)
 国道158号、361、20号中心で長野・山梨・東京経由にて
通った県 埼玉県・東京都・神奈川県・群馬県・山梨県・長野県・岐阜県
走り所・見所 長野県・岐阜県のワインディング。山、山、やまー!
観光の中心は岐阜県。中でも、馬籠宿、飛騨・高山。
この旅の走行距離 968km




岐阜・長野 峠道暴走の旅 −JZX100 CHASER TOURER−V〜 GWという事もあり、渋滞が予想されるので午前2時に起床。3時に出発予定でしたが、嫁の準備が遅い為、結局30分遅れの午前3時半に出発!。しかし女ってのは何で時間かかんだろ?いつもこのパターンなので喧嘩してます。
近くのコンビニで缶コーヒーを買い、一服して出発です。


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夜明け前という事もあり、道路はガラガラ。出発から1時間足らずで正丸峠を越える事ができました。いつもは渋滞を含め、3時間位かかるんですけどね。ちょうど太陽も出てきました。山帰りと思われる、走り屋ともたくさんすれ違いました。
これからの山々との戦いに備えてガスを満タンにしておきます。この時点でのハイオクの単価は1L¥135。これでも高いなーと思いますが、この先の給油ではどんどん値段が上がり、この旅最後の給油では¥149までいきました。貧乏サラリーマンには辛すぎる!


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国道299号を群馬県に向かって走ります。道路も貸切状態です。嫁が爆睡している隙を見つけてアクセル全開!メーターを振り切る事もしばしば(70kmメーターです?)。
秩父あたりから、山道になっていきます。さらに道路は貸切状態になります。朝練と称し、コーナーを攻めます。嫁が起きない様に攻めるので(起きると殺される)、なかなか難しい!。頭文字Dで例えるなら、タクミが豆腐の配達中に置いているコップ=ウチの嫁、みたいな感じです。でも、この状況で走るのを我慢できる走り屋はいないはず。夜中もいいけど、朝に走るってのもアリかも。


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志賀坂峠を抜けると、なにやら気になるポイントを発見。ここでちょっと一服する事にしました。
どうやら、この場所は‘恐竜の足跡’というスポットのようです。女には興味ありますが、恐竜には正直、興味は全くないので、小便をしてスルーする事にしました。小川のせせらぎの音、チェイサーのアイドリングの音、そして私の小便のサウンド。最高のオーケストラです。


岐阜・長野 峠道暴走の旅 −JZX100 CHASER TOURER−V〜 山々の間のちょっと開けた道になると景色がとてもきれいです。気温も暑くも寒くもなく、ちょうどいい気候です。
埼玉を無事突破し、次なる走りのステージは群馬県へ。埼玉のスラッシャー‘正丸ポチョムキン’は手強かった。
本日のBGMはKAT−TUN。
ええ、もちろん嫁のセレクトです。文句は言えません。峠に1JZサウンドとKAT−TUNがエンドレスに流れます。


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群馬県に入り軽快に走っていましたが、十石峠の手前でアクシデント発生!
なんと道が通行止めになっていました。このルート以外を想定していなかったのでナビを使って迂回路を探します。ただでさえ山の中なので道が少ない!。なんとかナビ上で道を発見する事ができましたが、画面で見る限りとても道幅が狭い。本当に通行出来るかどうか分かりませんが、とりあえず行ってみる事にしました。到着すると予想以上に道幅は狭く、ガケ崩れしてる所もありました。戻ると大変なロスになるのでチャレンジ!
途中、舗装がなくなり砂利道に!マジっすか?バンパーを擦りつつ、ゆっくり走ります。
鹿がこちらを向いてます。リスが道路を走りぬけます。猿?も出てきました。どうやらここは天然のサファリパークでした。そのうちライオンなんかも出てきそうな雰囲気です。とりあえず、ロックを確認、窓も念の為、閉めました。
山頂付近の景色もキレイで、写真を撮っている時などヒヤヒヤもんです。最近の猿はヤバイですからね〜!
動物達に迷惑をかけないように走り、なんとか無傷で十石峠に合流する事が出来ました。


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十石峠を抜けて長野県に入りました。
ちょうど‘乙女の森’という所があったので休憩をする事に。名前にエロスを感じます。しばらく散歩をして小川や自然の風景を見ていましたが結局、‘乙女’の由来がわかりませんでした。滝などもあるらしく散歩にはもってこいの場所です。
この時点で対向車は数える程度です。まぁ、普通はこんな道を走らないで高速ですよね〜。でも私的には大満足です。


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長野県の佐久町あたりで市街地になりますが、そこを抜けると国道299号の‘メルヘン街道’になります。この道はこの旅で楽しみにしていた道の1つです。
途中、雪などでとてもヤバかったですが、なんとか山越えする事ができました。

                          メルヘン街道 暴走の詳細コチラ


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メルヘン街道を抜けて諏訪湖の近くまで来ました。左の写真は私が制覇した山達をバックに撮りました(なかなか手強かったぜ。)。
山を越えると、右のような最高速トライコースに変わりました。
JZX100 チェイサー ツアラーV ブーストアップ仕様はどんなものか?早速トライ!
記録はMAX80kmでした。原因は鬼嫁の監視があった為、アクセルを踏む足に異常が発生していました。


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岐阜・長野 峠道暴走の旅 −JZX100 CHASER TOURER−V〜 諏訪湖の回りのワインディングを走ります。
またしても嫁がエンジンブロー寸前に!でもここまでよくもった方か。
本当最近弱くなったよなー。昔、首都高走っている時なんか全然平気だったのに。まぁ、ババァになった証拠だな。
お約束のピットインの最中、周りの景色を見たら絶景のポイントで、諏訪湖と町並みがとてもきれいに一望できました。
この時点で午前9時。予定より大分早いペースです。


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しばらく峠道は小休止になりアルプス山脈?を横目に見ながら、のんびり走ります。
道の駅があったので、ここでちょっとコーヒータイムにしました。道路も車の台数が増えてきましたが渋滞にはならない程度です。


岐阜・長野 峠道暴走の旅 −JZX100 CHASER TOURER−V〜 ここからはナビの出番です。
今回の旅の1番目の観光ポイント‘馬籠宿’までのルートを最短距離で選んでもらいました。昼飯を馬籠宿で食べるのが目標なので。
左の写真はこれでも県道です。風情のある田舎道、このような道をどんどん進んで行きます。
畑をやっている じーさん、ばーさんの視線が熱いです。うるさくてごめんなさい。


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峠道になり、アグレッシブに攻めて行きたい所なのですが、なんせ道幅が狭い!。対向車とすれ違うのもやっとな位なのでゆっくり走ります。
なんか奇妙な色をした池?ダム?を発見したので、とりあえず写真を撮りました。水が真緑でなんともいえないオーラを放ってました。何か秘密のエキスを作っている基地に違いない!
あとで調べようと思ったのですが、ナビを頼りに走ってきたのでここがどこなのかわかりませんでした。


岐阜・長野 峠道暴走の旅 −JZX100 CHASER TOURER−V〜 この峠道はどんどん道幅が狭くなっていきました。
対向車もほとんどゼロ状態。昼間だから良かったものの、これが夜の走行だと思うとちょっとビビリます。
しかも写真のような怪しいトンネルまで出現。
果たしてこの道は本当に繋がっているのかどうかも不安になってきました。
車から降りるとシーンとしていて、時折、風の音と鳥?の声が聞こえる程度です。
そんな私の不安をよそに、横に乗っかっている物体はまたしても爆睡です。
車内からはKAT−TUNの歌声が。


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山頂付近で民家らしき建物が出現。車も何台か止まっていたので「おー、人間がいる!助かった!」マジでそんな感じです。この建物は食堂でした。ここからの眺めも絶景ポイントでした。
この峠道は下界?迄、繋がっている事が確認出来たので、‘馬籠宿’目指し、安心して先に進みます。
ナビ君を疑ってしまったので、毛ばたきでほこりを取り、ワビを入れておきました。


岐阜・長野 峠道暴走の旅 −JZX100 CHASER TOURER−V〜 この細い峠道を無事突破し国道19号に合流しました。なかなかしんどかった。いくら峠道が好きだといってもこんな道はちょっとキツかったです。
国道19号の山頂付近にあった峠の茶屋で一服。
エキサイティングだった長野県と別れを告げ、ここからいよいよ岐阜県に入りました。
馬籠宿は目前です。


馬籠宿に到着!
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本日のメインの観光ポイントである、馬籠宿に到着。ほぼ予定通りの時間です。
ネットで事前に調べておいたお店で昼飯。私は馬籠名物である‘栗おこわ’を、嫁はこのお店のお勧めである‘地鶏そば’を注文しました。半分ずつ食べ、味も評判通り絶品!でした。お茶屋さんにも入り‘五平餅’も堪能させてもらいました。
GWにも関わらずそんなに鬼混み!というほどでは無かったのでゆっくり観光できました。この場所の主な特徴は、中山道の数ある宿場の中でも結構貴重な場所らしいです。国の重要ナンタラカンタラになっています。ここにいると江戸時代のような雰囲気を味わえます。例えるなら、水戸黄門のうっかり八兵の気分を味わえるってもんです。
また、この馬籠宿の高台から見る景色も絶景でした。


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今日のメインイベントの馬籠宿観光を終え、旅館に向かいます。
途中にあったパーキング?らしきところでの1枚です。こんなにいい場所なんですが、観光客はほとんどいませんでした。予想では、どこに行っても人だらけで渋滞!だったんですけど。とてもラッキーだったのかもしれません。
山々に囲まれた喉かな風景、そして空気が闘うサラリーマンの心を癒してくれます。ちなみに、この辺りの道だったら、どこでもドリフト可能。レイアウト、コース幅、文句無しです。


岐阜・長野 峠道暴走の旅 −JZX100 CHASER TOURER−V〜 本日予約した宿は、岐阜県の白川温泉にある温泉旅館です。(ちょうど下呂温泉の下あたり)
そこに向かう道が結構ウケたので写真を撮りました。何がウケるかというと、この道、実は国道なんです。普通、国道というと4〜6車線の大きな道を想像すると思いますが、こういう道もあるんですね〜。後々知ったのですがこういう国道が岐阜県内に結構ありました。
この1本道を旅館に向かって走ります。
当然スピードは出したくても出せません。


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しばらく走ると峠道になりました。写真の通りとても細い道です。もちろん国道です。なんか今日の半分はこんな道を通っている感じが....(涙)。
当然、愛車の車高短チェイサーには厳しい道です。対向車がきて路肩に寄せれば当然バンパーは御臨終です。対向車が来ない事を祈りつつ走っていると、やっぱり来ちゃうもんです。こういう時に限って。そんな時は写真右のような場所まで鬼バックです。不便な車に乗っているこっちが悪いですからね〜。4駆の人なんかは結構気を使ってくれてダートを走って避けてくれました。すいません御迷惑掛けました。
しかし、本当に飛ばす事が出来ない!辛すぎる!。っていうか飽きてきました(泣)。


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岐阜・長野 峠道暴走の旅 −JZX100 CHASER TOURER−V〜 このセクシーな国道は延々と続き、ある問題が発生しました。
「水が飲みたい!」
自分の家のほうでは喉が渇いたら普通に自動販売機で飲み物を買う事が出来ますが、ここには自動販売機も無ければお店も無い!。最悪は民家でちょうだいするしかないような感じです。
民家があるという事は、いずれお店がある、という事を期待して走ります。


岐阜・長野 峠道暴走の旅 −JZX100 CHASER TOURER−V〜 住宅街が見えてきたので、もしかしたら?と思ったら、ありました!念願の自動販売機が!
お茶を購入して一気飲みです。
自動販売機のありがたみを解った出来事でした。一応私も学習能力がありますので、年の為、お茶のスペアを1本買っておきました。近くにいた子供達が私のチェイサーに興味しんしんです。
喉も潤った所で再出発。さすがに運転好きな私でも、ちょっとくたばり気味です。あー、ゆっくり温泉に入りて〜!


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夕方5時、無事旅館に到着。旅館にいたお客さん達の視線が熱い。大丈夫です。車は怪しいかもしれませんが、人間は普通?ですから。
ちょっと高い所に旅館があるので、駐車場からの景色もサイコーです。
ほぼ13時間弱、運転しっぱなし。慣れない道という事もあり、かなり疲れました。っていうかストレスの溜まる、細い峠道。これが主な原因かな?。旅館にチェックインしてすぐに温泉へ直行しました。
泊まった旅館なんですが、我が家にとって超高級ランクです(畳6枚以上、飯付きで1万以上)。夕食もすばらしく、飛騨牛のステーキ(朴葉みそ)、朴葉寿司、山菜のてんぷらなど地元の名産をはじめ、さしみ、焼き魚など、どれも絶品でしかもテーブルに乗らない位の量で、大満足でした。食後も貸切露天風呂に入り、明日の旅に備えるのでした。明日は飛騨・高山の観光、そして楽しみな道は‘飛騨せせらぎ街道’です。



岐阜・長野 峠暴走の旅 2日目〜飛騨・高山編〜 はコチラ





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